以前、旧モデルのTAD OP1をレビューしましたが、今回はバージョンアップしたOP1 SE(スペシャルエディション)をレビューしたいと思います。
OP1 SEは、カラーごとに若干素材や厚みが変わり、マルチカムシリーズは、X-Pac™X50という特殊な三層構造の生地で、優れた防水性、高い強度、高い耐久性、織物の弱点である斜め方向への伸びを抑えた、特殊なファブリックです。
やや硬い素材なので、複雑な縫製は非常に難しいと思われます。
購入したカラーはマルチカムブラック。
Crye Precision社によるMULTICAM迷彩の実物生地で、他社の正規マルチカムブラック製品との相性も非常に良い。
旧モデルとの比較をしながら見ていきます。
厚みやサイズが変わり、ぱっと見は、かなり大きくなった印象。
フロント側にはポケットが2箇所あります。
フラップを、ポケットの中に折り込むことで、ベルクロパネルとして使用できるようになりました。
裏側は「シャムススリッククリップ」とそれに対応したループに変更されていて、TAD社のバックパックやポーチ、モールシステムなどと、組み合わせることが可能。
モールシステム用ストラップベルトは適度な硬さがあり、ベルクロを簡単に外せるようにタブが備わっているので、モールウェビングへのつけ外しが非常に容易。
バックパックはTriple Aught Design FAST Pack Litespeed
ブランドタグがブラックに変更。控えめでかなりかっこいい。
OP1は完全にオープンできるクラムシェル型で、ツールが一覧でき、取り出し易いポーチ。
上下にそれぞれファスナー付き、ファスナーなしポケットがあります。
確かに旧モデルより面積が増え、大容量になっています。
旧モデルも薄い見た目に対し、十分な容量↓でしたが、ツールの厚みを分散させるなど、考える必要はありました。
新モデルは両側に厚みのあるツールを入れてもファスナーはしっかり閉まります。
中のループも大きくなっているので、より多種のツールに対応できるようになりました↓
厚みのあるモバイルバッテリー等を入れても、余裕の容量。
Ankerの30WアダプターやSanDisk SSDもぴったり収まり、気持ちがいい。
コード類をたくさん入れても取り出しやすい。
カトラリーや焚き火道具、歯ブラシ、温湿度計。
細かい道具が一覧できて、紛失も防げます。
たくさんいれても無理なく閉まります。
Triple Aught Design公式サイトは日本へ発送してくれます。
OP1 SE の価格は$85-
EDCポーチにしてはかなり高額な部類ですが、生産国やブランド、品質、素材を考えると、けして高くはないと思います。
配送はFedEx International Priority®
注文から4日、発送メールから2日で届いてあまりの早さにびっくりしました…
送料は$24.39-と以前($55-)より安くなりました。
旧モデルより大容量になって、素材もスペシャルに。
モールシステム対応で、マルチカムが超絶かっこいいポーチ。
Triple Aught Design OP1 SE マルチカムブラック のご紹介でした。
本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。