【レビュー】LEATHERMAN マルチツール WAVE+ Black 編
レザーマンのベストセラー「WAVE」
「LEATHERMANをUS公式ストアから個人輸入してみた」
↑購入してしばらくたちますが、あらためてレビューしてみたいと思います。
仕様
LEATHERMAN WAVE+ Black
米国での定価は$109.95-
本体材料 | 420HCステンレス鋼、黒色酸化物 |
サイズ | 長さ:閉じた状態:10cm / 開いた状態:15.87cm 幅:3.05cm 厚さ:1.78cm |
ナイフ刃渡 | 7.37cm |
重量 | 241g |
付属ケース | MOLLEナイロンケース(ブラック) |
機能数
合計:18
1.ニードルノーズプライヤー
2.レギュラープライヤー
3.154CM取替式ワイヤーカッター
4.154CM取替式ハードワイヤーカッター
5.エレクトリカルクリンパ―
6.ワイヤーストリッパー
7.420HC直刃ナイフ
8.420HC波刃ナイフ
9.ノコギリ
10.ハサミ
11.定規 (19cm/8インチ)
12.缶切り
13.栓抜き
14.木工/金属用ヤスリ
15.ダイヤモンドコーティングヤスリ
16.ラージビットドライバー
17.スモールビットドライバー
18.マイナスドライバー (M)
付属ビット2本
・プラスドライバー #1-2 & 3/16” マイナスドライバー
・眼鏡ドライバー プラス & マイナス
デザイン
マルチツールに求めるものは、かっこよさだったり、機能の多さだったり、ロマンだったりするわけですが、個人的には、レザーマン、特にWAVEはやっぱりデザインが秀逸だと思っています。
無駄のない、スッキリした見た目にもかかわらず、フラット過ぎない程よい無骨さが所有欲を満たしてくれます。
パチンとはまる気持ちのいいロック機構や、ドライバービットやワイヤーカッターなどの消耗品が交換可能なのも◎
刃の方向や、ハサミの向きが、ちゃんと使う時のことを考えられているので、本当に使いやすい。もちろん左手でも問題なく使えます。そして箱出しで恐ろしい切れ味。
ドライバーも力が入れやすい。
WAVE+は、SIGNALのようにアウトドアに特化した機能はなく、SKELETOOLのように厳選+軽量化されているわけでもありませんが、ハサミやメガネ用ドライバーなど、日常生活でのちょっとしたメンテナンス、修理、DIYで必要な物が一通りそろった「痒い所に手が届くマルチツール」
デスクにこれが一つあるだけで、QOLが上がります。
使用例
・段ボールの開封、解体、宛名ラベル剥がし、PPテープの切断。
左利きなら中指、右利きなら親指で、ナイフはどちらの手でも片手で出し入れできるのでサッと手にとりやすいです。
・眼鏡やサングラスのネジの増し締め。
・時計や温度計の電池交換
ボタン電池がハマって取れない時にはマイナスの精密ドライバーで取ったりします。
・DIY
壁に小さな棚を取り付けるくらいなら、工具はWAVE一つで済みます。
付属のドライバービットは#1,#2兼用なので、ネジに合わせて変える必要がなく、地味に便利です。プライヤーでなめたネジや釘をはずしたり、マイナスドライバーでペンキの缶を開けたり。
・掃除機のメンテナンス
絡まってロープのようになってしまった髪の毛は、通常のハサミでは切りにくいのですが、WAVEのハサミなら小さくて頑丈なので、狭い場所でもジョリジョリ切れます。
おすすめアクセサリー
・ビットエクステンダー
アメリカでの定価は20ドル。日本での適正価格は3千円前後です。
単体でも使えるのでEDCに入れておいても便利。
レザーマン専用ビットと、通常のビット両方使えます。狭いところのネジには必要なアイテムです。
・ポケットクリップ
デザイン的にもあった方がしっくりくる。個人的には最初から付属しておくべきパーツだと思います。
ロック機構を共有していて、邪魔な時はネジなしで取り外せるのはすごく良い。
クリップ込みで実測244.5g。
デメリット
デメリットと感じる部分は人それぞれですが、買う前に不安に思う部分はあると思うのでQ&A形式にしてみました。
Q:黒は手が汚れる?
A:開封したら乾いた丈夫なウエスで、各ツール部分を細かいところまでしっかり拭けば大丈夫です。可動部分は開いたり閉じたりして余分なグリスを繰り返し拭いてください。最初にそれをやれば手は汚れません。使用していてグリスが出てきたらまた拭いてください。だんだん無くなってきます
黒は酸化被膜で、塗装ではないので、クリーナー類はお勧めしません。使用すると、可動部に本来必要なグリスが流れていつまでも手が汚れますし、可動部分に悪影響を及ぼすかと思われます。
Q:専用工具には劣る?
A:ものによりますが、個人的には、手元にWAVEがあればWAVEを使います。例えば精密ドライバーなどは軽い方が、ネジの締まり具合がわかりやすいですが、眼鏡程度ならまったく問題ないレベルです。安い専用工具よりは確実にものは良いです。
個人的には正直なところ、デメリットはまったくありません。
EDCポーチへの収まりも抜群
実用できるナイフや工具をこれだけコンパクトに持ち運べるので、デスクだけではなく、キャンプやEDCにもおすすめです。
やはりポケットクリップがある方が、ポーチの中で動いたりしにくく、収まりが良いです。
まとめ
LEATHERMAN WAVE+ Black
マルチツール選びで迷った時の最初の1本に。
災害対策、アウトドアに、ちゃんと使えるかっこいい道具を。
大切な人へのプレゼントにも最高です。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。