【レビュー】高機能が楽しすぎる コンパクトEDCフラッシュライト Nitecore EC11

最終更新日

EDCや、サブライトによさげな小型のフラッシュライトを、米Amazonより購入してみました。

Nitecore EC11の発売日は2015年で、5年以上前に発売された製品になりますが、現行品と比べても、見劣りしない良いライトです。
今はEC11よりもっとコンパクトな16340バッテリー使用ライト↓もたくさんありますが、今回は、見た目、電池の多様性、高機能、運用方法で考えた結果、Nitecore EC11購入に至りました。

公式サイトはこちら←

ちょっとコイツは只者では無いですよ…

仕様

Max Output: 900 lumens
Max Beam Distance :190 m
Max Beam Intensity :9000 cd
Max Runtime: 20 h 0 m / 0.83 d
LED: CREE XM-L2 U2
Reflector: OP
Battery: 1 × CR123 ,1 × RCR123 ,1 x IMR18350
Special Modes: Location Beacon,SOS,Strobe
Beam color :White light
Length :75 mm / 2.95 in
Head Size :25.4 mm / 1 in
Weight: 45.3 g / 1.59 oz
Feature: Dual – Output,Tail Stand
Activity: Gear,Outdoor/Camping

https://flashlight.nitecore.com/product/ec11

防水規格はIPX8となっています。
IPX8は一定の水深に一定時間沈めていても内部に浸水せず、また同時間内に水中で操作することができる程度の性能。

開封

定価は$59.95- 。EC11のEはエクスプローラー(探検家、探究者の意味)。Cは使用電池の頭文字です。

本体以外の付属品は

・ホルスター
・クリップ
・ランヤード
・予備Oリング
・IMR 18350電池
・CR123A用スペーサー
・説明書
・保証書

今回はNitecore IMR 18350が2個付属したセットを購入しましたが、通常は1個だけになります。

使用可能電池は1 × CR123 、1 × RCR123 、1 x IMR18350

災害時や、明るさを抑えてランタイムを長く保ちたい場合には、コンビニやスーパー等にも売っているCR123A電池が使えます。使用個数も1個だけなので経済的。

その場合、付属のスペーサーを使用しますが、無くても、使用は可能です(あればより安定します)。

Amazon等で販売しているKEEP POWER社製1200mAhの18350はサイズがオーバーしていて、工夫しないと使えない(防水性が失われる)のでおすすめできません。

クリップはディープタイプ(←重要)で、ポケットにしっかり入れられます。
強力に挟んでくれるので落としてしまうこともなさそう。

逆さに取り付けもOKですが、本体からの取り外しはかなり硬い。

付属のホルスターは少しチープですが、カラビナやベルト、モールシステムにも対応。もう少し長くてもいいかも。

EC11は、サイドスイッチのみで操作するタイプ。

明るさはMAX900ルーメン。白色LEDは5段階+ストロボ、ロケーション、SOSモード。
赤色LEDは点灯、点滅、電池残量(電圧)表示、シグナル、などなど超多機能となっております。

https://flashlight.nitecore.com/product/ec11

明るさなどはこちらの質の良い動画をご覧くださいね(丸投げ)

NITECORE EC11 の使い方

ここからはEC11購入者しか興味が無いと思われますが、使用方法をまとめておきます↓

1.電池を入れ、テールキャップを閉めると、REDライトで電圧(電池残量)表示。
2.電源ボタンで点灯、モードボタンで光量変更(記憶機能あり)。
3.ライトが消えた状態でモードボタンを押すとREDライト点灯。
4.REDライトが点灯した状態でモードボタン長押し→REDライト点滅。
5.REDライトが点灯した状態で電源ボタン長押し→REDビーコン
6.ライトが消えた状態でモードボタンダブルクリック→ストロボ
7.ライトが消えた状態でモードボタン長押し→ターボ
8.ライトが消えた状態で電源ボタン長押し→ムーンライト
9.ライトが点灯している状態でモードボタン長押し→ストロボ
10.さらに9の状態(ストロボ)からモードボタンを再度長押し→ロケーションモード
11.ロケーションモードから再度モードボタン長押し→SOSモード
12.ライトが点灯している状態で両方のボタン長押し→REDライトで電圧(電池残量)表示した後ボタンロックがかかります。
13.ロック状態で両方のボタン長押し→ロック解除

2ボタンでよくこれだけの機能ブチ込んだね...

さすがにずっと覚えてられない量です。
しかし、ガジェット好きにはたまらない楽しさで、ずっといじってられます

前回の明るさを記憶しておけたり、ターボ、ストロボ、ムーンライト、REDライトにそれぞれダイレクトアクセス出来るのは秀逸です。

3V,3.6V,3.7V等の電圧の異なる電池を使用できるため、バッテリーインジケータの表示方法は少々独特ですが(3.7VだとREDライトが3回、7回点滅)、細かく電圧がわかるので、慣れればすぐに使いこなせる。

こんな小さなライトに、これ以上求めるものある?

REDライトのランタイムは23時間。テント内の常夜灯に良さそう…

非常用のサブライトとして予備電池と一緒に持っておくと、遭難した時の心強い味方になってくれそうです。

充電器 Nitecore New i4 2016

付属の IMR18350電池には充電器が必要です。

合わせて米Amazonで購入しました。

最新機種ではありませんが、高品質、低価格で機能がシンプル、家族みんなで使うことを考え、こちらを選びました。

対応電池
Li-ion/IMR/LiFePO4:
10340, 10350, 10440, 10500, 12340, 12500, 12650, 13450, 13500, 13650, 14350, 14430, 14500, 14650, 16500, 16340(RCR123), 16650, 17350, 17500, 17650, 17670, 18350, 18490, 18500, 18650, 22500, 22650, 25500, 26500, 26650
Flat-topped Batteries: 18700, 20700, 21700
Ni-MH(NiCd): 
AA, AAA, AAAA, C, D

エネループから21700まで、いろいろまとめて充電できます。

基本的な使い方

基本的には電源に接続し、電池をセットするだけです。

充電池の種類の検知

・Li-ionがセットされると4個のLEDが点灯。
・Ni-MH(エネループ 等)がセットされると下2個のLEDが点灯します。

NEW i4 は充電池の種類に応じ、適切な充電電流が割り当てられます。

18650や16650などの大容量リチウムイオン電池をセットすると最大1.5Aで充電します。

大容量Li-ion
1本充電-1.5A
2本充電-0.75A
3本充電-0.75A×1、0.375A×2
4本充電-0.375A

18350やRCR123などの小容量リチウムイオン電池をセットすると0.5Aで充電。

小容量Li-ion及びNi-MH(Cd)
1本充電-0.5A
2本充電-0.5A
3本充電-0.5A×1、0.375A×2
4本充電-0.375A

Cボタンで高速充電したい電池を選ぶことも可能です。その場合選んだ電池以外は待機状態に入ります。

EC11に付属のIMR電池を過放電してしまった場合のリカバリーも可能

過放電状態のIMRの修復

過放電により電圧0VとなっているIMRがセットされると、4個のLEDランプが点滅します。
この時、CボタンとVボタンを同時に長押しし続けます。
この操作で修復が進行します。
LEDランプが通常の充電状態を示せば修復完了です。
ダメージが大きい場合、修復は不可能です。
※IMRが逆さ向きにセットされていないことを確認して下さい。逆さ向きのまま修復を進めると爆発の危険があります。

充電池と充電器は信頼できるものを選びたいですね。

海外通販について

日本のAmazonで買うよりちょっとだけ安かったので、今回も米Amazonで購入。

EC11のNitecore公式ストアでの価格は$59.95-
米Amazonでの価格はIMR 18350電池がもう1本おまけで付属したセット品が$57.62-でした。

充電器New i4 2016のNitecore公式ストアでの価格は$26.50-
米Amazonでの価格は$19.95-

日本までの送料は$12.38-

合わせて$89.95-約9,700円の買い物となりました。

まとめ

見た目のカッコよさ、年数が経っても見劣りしないスペック、コンパクトだけど、しっかり使える電池容量、ガジェット好きも納得の高機能。

EDC、サブライトにぴったりのフラッシュライト、NITECORE EC11のご紹介でした。

本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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